上記記事の内容に関する批評
前半はまあいいとして、タイトル通りの情報システムについては、間違いだらけです。
>命令を受けた瞬間からの経過時間は、・・・・・・・・
コンピュータは秒単位ではカウントアップしていませんし、タイマー機能も有りません。
ただひたすら、数十億分の一秒の速さで命令を実行しているだけです。
同様に、カウントアップしているだけです。開始時刻を取得して、加算しているだけです。
システムやプログラムの場合も、同様に時刻を取得してとか一定時間待ってとかしているだけです。
>反対に「時間の経過」を確認するプログラミングをすると、・・・・・・
タイマーの場合は、一旦処理を停止して、時間になったら、処理を再開するようになっています。
>ホストコンピュータなどと・・・・・・・
そんな簡単では有りません。
>コンピュータが処理に用いているのは・・・・・・
コンピュータではなく、WindowsなどのOSが内部時間を持っており、それは秒単位かナノ秒単位で保持およびインクリメントされています。
>コンピュータは考え得る限りの状況を・・・・・・
それは、コンピュータではなくシステム側で処理されています。
>つまり、日時変更できないコンピュータは、これらの処理を確認していない欠陥品だということです。・・・・・・
最近のOSは日本でサマータイムはないものとしています。なのでOSの更新が必須となっています。
>なにより、今の時点からでも即座に・・・・・・・
コンピュータではなくシステムであり、必ずしも西暦で処理されているわけでは有りません
>さらに、月替わりではなく「週末」や、やたらと増えた「三連休」をサマータイムの切り換え日に当てれば、寝不足や時間調整のイベント化だってできます。
これが一番の間違いといっても間違いではなく、シフト制などを考慮していません。
三連休も店が空いているので無理です。
もし銀行などの外部とつながったシステムを停止させて、時刻の修正ができるなら
切替日において、銀行や交通機関などあらゆるものがしばらく停止します。
具体的に言えば数日間は。もちろんあらゆる店も空いていません。
しかも、停めていいなら最近話題のみずほ銀行のシステム統合の時に
統合するので数日間停めます。とかいわれることになります。
ちなみに、企業のシステムを停める場合は、その企業の取引相手にも影響が出ます。